1)力加減
ナチュラルな状態の生地だから、
引っ張り過ぎたりしないよう、力加減がとても難しい。
毎日向き合っているからこその熟練の塩梅。
2)縫い代のバリエーション
肌触りに影響する縫い代は、特に慎重になります。
生地の特徴や服の形、部位によって細かく決めていきます。
3)耐久性はあるか
なんど洗ってもほつれない、を目指します。
繰り返し、長く着てほしいから。
4)肌あたり優先
生地が厚ければごろごろするので縫い代はなるべく軽く。
着脱で力がかかりそうなところは、重ねて二度縫い。
動きによって肌が擦れるから、ステッチで押さえる。
いろんな工夫は肌あたりや着心地をよくするため。
5)熟練の技術
頭では理解していても、思うように縫えるまで。
5着縫うのに何分かかるか。
熟練の技がそこにあります。毎日の積み重ね。感謝。
