about

h.a.n.d ao

aoというブランドで

“洗いざらしのよさ”を感じるガーゼ服をコンセプトにaoは2005年4月にスタートしました。ガーゼと言う生地にこだわって服を作ると言う、他にはない形は徐々に広まり、子供を持つ世代から、素材にこだわる世代まで幅の広い層が受け入れてくれました。

新潟・糸魚川に本社縫製工場をもつファクトリーブランドで、工場は2017年に50周年を迎えました。店舗は東京・代官山、大阪・梅田、福岡・博多と3店舗を構えます。(代官山は2020年11月15日に新ブランド立ち上げのため閉店いたしました)

店頭で販売していく中で、盲目の方や肌トラブルを抱える方が、ガーゼ服を心底喜んでくださる姿に立ち会います。ガーゼを扱うブランドとして、「本当に必要としている人に届けなくではいけない」という使命感を感じていました。何か形にならないだろうか。

ある年、海外の展示会出展で、来場された女性医師に「肌触りがよいのはわかるけど、どうよいのですか?」という質問受けたことを機に、肌触りを数値化することに着手。信州大学の協力を得て実現し、数値化とともにaoガーゼ服はストレスを軽減していることがわかります。また、着心地からの観点も教わりました。ガーゼ服のよさに根拠をもつことにより、肌に課題のある方にも勧められる基盤ができていったのです。

きっかけは1通のメール

aoのホームページから1通のメールが届きます。彼女は乳がんを患い、着物の下着を改良した、晒し(てぬぐい生地)のインナーを使っていました。ガーゼの下着を作れないかという問い合わせのメールでした。

メールを読んですぐに決断しました。私たちがやらなければいけないことが目の前に現れたように思いました。そこから具体的なインナー作りが始まっていきました。

納得いくまで

試作を繰り返し、同じ課題をもつ方たちにもご協力もいただき、いろんな要望がまとまっていきました。放射線治療のときや、手が上がらないときに使いやすいように、パットが入れやすいように、そしてつけるのが少しうれしくなるようなデザインに。

新しいブランド「h.a.n.d ao」

ガーゼのよさを生かした商品という部分はそのままに、課題解決に少しでも役立つような商品作りを目指す新ブランドの名前は「h.a.n.d ao」。

あなたらしい時間を過ごすことが、いい一日につながる。
h.a.n.dは、have a nice day! の頭文字。

ここちよい1日を。

プロジェクトメンバー

五十嵐昌樹:生地開発担当
五十嵐昌樹: 生地開発担当
久保正子:商品企画担当
久保正子: 商品企画担当
菊地智揮:商品デザイン担当
菊地智揮: 商品デザイン担当

一了・谷藤幹枝さんのプロフィールはこちら。インタビューは後日更新予定です。

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